筋肉のコリと痛みについて

コリって何?

筋肉のコリとは 筋肉そのものが疲労などによって血液の流れが悪くなり 硬く固まってしまった状態と思われています。

肩こりや首の痛み・慢性の腰痛なども、一般的には血流が悪くなって凝り固まっているイメージがあると思います。

しかし本当にそうなのでしょうか?

『アゴをゆるめると健康になる!』などの著書でおなじみの 月見歯科クリニック医院長の佐藤青児先生によりますと、

抜粋: 「筋肉とは、細い筋繊維が束になったソーセージのような構造をしていて

筋繊維の束を包み込むのが袋状の筋膜で、その両端はまさにソーセージのように細くなっています。

筋膜に包まれた筋肉がさらに何本か束ねられ、より大きな筋膜に覆われたのが太い筋肉となります。」とあります。

また その筋肉は沢山の間質リンパ液を含んでいるスポンジのようなもので、膨張と収縮を繰り返すことで 間質リンパの流れや循環を促して筋肉を健やかに保てるという事です。

しかし、筋トレのやり過ぎや 間違った身体の使い方を繰り返すことで、筋肉が硬くなり 間質リンパの循環が悪くなります。

これがコリや痛みの原因の一つになっているという事ですね、大事なのは血液の流れが悪くなっているのではなくて 間質リンパの流れや循環が滞ってしまう事にあるようです。

解決するには 筋肉を揉み解すのではなく、またストレッチでグイグイ引っ張るのでもなく

ゆるゆるにゆるめてあげることです。

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